Desing Cuppuccino
デザインカプチーノのいろいろ
■リス
一つのマルと、ダルマを組み合わせて描きます。目や手足、シッポの一部はマドラーを使います。白の箇所はピッチャーからミルクをすくい、茶色の部分はクレマをすくいます。
右よりにミルクを落とします。5-10cmほどの高さで落とし、表面のクレマを落ち着かせます。
3cmほどの高さにし、ミルクを浮かばせます。勢いが強すぎると縞模様ができるので注意が必要です。
3cmほどの高さから左下にミルクを落とします。
ミルクが徐々に拡がり、はじめに作ったミルクの下端が巻き込まれ、一体感がでます。
十分な大きさに拡がったら、高さを変えず、ゆっくりカップ上面に移動します。
顔の位置で移動を止め、マルを拡げます。高さや勢いを変えると、くびれが出すぎるので注意が必要です。
ピッチャーからミルク、周辺からクレマをすくい、目・耳・鼻・手足を描きます。
マドラーのエッジを使ってシッポの巻きこみを描き、シッポ先端はクレマで整えます。
クマと並んでポピュラーなモチーフですが、細長い耳とまるい顔の輪郭をはっきり分けるためには、注ぎのテクニックが必要になります。耳の描き終りと顔の描き始めのタイミングが遅れると、耳の方が顔よりも大きくなります。クオーレでは「白菜」と呼んでいましたが、目や口の描き方次第ではかわいいカップになります。
クマとは上下が逆さになるので、カップの取っ手位置には注意してください。
■ウサギ
中心軸でカップ下面 1/5のあたりに、5-10c mの高さからミルクを落とします。
2cmの高さにし、縞が入っても構わないので、比較的勢いをつけてミルクに対流をおこします(耳が割れやすくなります)。
ゆっくり上面に移動します。
顔の位置で移動をやめます。
顔の輪郭をつくります。勢いをつけると、対流によって耳と顔にくびれができ、場合によっては耳が顔から切断されてしまいますので、注意が必要です。
十分に拡げて、注ぎは終了です。
カップを上下を回転させて、マドラーで目・鼻・口・ひげを描きます。
クマの口の描き方とウサギをミックスしたもので、やや難易度が高いです。はじめの段階では頭を大きくしないで、内側の顔の輪郭を描く際に拡げることと、勢いが強いとあごがうさぎの耳のように割れてしまうので注意が必要です。
■サル
中心軸でカップ下面 1/3のあたりに、5-10c mの高さからミルクを落とします。
2cmの高さにし、勢いをつけずにミルクの円をつくります。
ミルク円の下にミルクを落としなおします。
クマの口の要領ですが、アゴをつくるために離し気味にします。
アゴを拡げます。
ウサギの要領で頭の中に顔の輪郭をつくります。勢いが強すぎるとアゴが耳のように割れるので、ゆっくり低い位置で移動します。
おでこをいっぱいに拡げます。
耳、まゆげ、目、鼻、口をマドラーを使って描きます。